多人数で出来る運動遊びの紹介 第6回
分割ドッジボール
みんな大好きドッジボールです。そうでもない子も、もちろんいますが。
多人数で遊ぶ定番中の定番ですが、ちょっとしたアレンジを紹介します。
ねずみ「ドッジやるよーマットに並んでー」
生徒A「もう並んでるー」
生徒B「ドッジ待ってたあ!やったあ。ジャンプボールやりたい!」
生徒C「何でロープあるのー?」
ねずみ「ん?家から持ってきたから」
生徒C「そうじゃなくて」
まずマットやロープやラインカー等でフィールドを4つに分けます
ねずみ「よしチーム分けるよー。K君ロープ噛むんじゃない」
そして生徒をだいたい同じ数になるように、4部屋に分けていきます。
ねずみ「こっちー、むこうー、そっちー」
できればそれぞれの生徒の力量も把握して、バランスが取れるとなおいいです。
気を付けないと、強い子だけで集まったりしがちなので。
こんな感じですね。人数の少ないところには、ドッジボールが得意な子をいれたりしてバランスを取ります。
必要なものとルール
【必要なもの】
マットやロープ等フィールドを区切れるもの
柔らかめのボールたくさん(4~8個くらい)
先生できれば2人
ねずみ「よし説明するよー。外野はなし。ボールに当たったらマットに10秒座る」
「あと、顔に当てないように。足元を狙うんだよー」←重要
そして各チームに1個ずつボールを渡します。
ねずみ「よしスタート!前にも横にも斜めにも投げていいからねー」
生徒B「おっしゃー」
どこを狙うか、どこからくるか
普通のドッジボールと違って、3方向から同時にボールがぼんぼん飛んでくるので、ぼんやりしてる暇はないです。
ねずみ「ボール7個ーー」
生徒「おわあああぁあ!」
先生はプレー中にボールが少ない部屋にどんどんボールを入れて、暇そうな部屋がないようにします。
体育館くらいの広さなら、壁があるのでボールが止まりますが
いずれにしても、広い側に先生がいて球拾いを手伝うと、タイムロスが少なくていいです。
ネコ「にゃっと」
生徒M「ありがとー」
女の子はマットの上に乗って投げられる、というハンデをつけるのもいいです。
普通のドッジボールでもよく使う手です。
生徒G「ええとー投げますー」
様子を見て適当なタイミングで止めます。
ねずみ「1回もボールに当たらなかった人ー」
生徒D「はーい。10回当たったー」
ねずみ「何でそれ嬉しそうに自慢してるの?」
バリエーション
ラインを引く用具と、フィールドの広さに余裕があれば外野を作ることも出来ます。
この場合、当たった人は外野のどの場所にいくのも自由です。
基本どおり外野から当てれば復活できるルールや、生き残り合戦のようなルールもありですね。
あとは3分割する方法もあります。
わりとせまい教場では、このやり方も面白いですよ。
きっちり広さを分けないと「こっちのほうがせまいー」と生徒に文句を言われますが。
いずれにしても多角的にボールが動くので、柔らかいボールを使用してください。
そして、適度に休憩を取りながら無理のないようにしましょう。
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