こんなゲームもあるのかあ! 第3回
Drops & Co.(飴ちゃん工場)
ドイツの奇才ギュンター・バースの傑作『飴ちゃん工場』です。
凄いゲームですが、今では入手が難しいのでこちらのカテゴリーで 。
入手困難なものでもアンテナを張り続けていると
海外amazonやオークションや、メルカリやゲームマーケットやらで
ふとしたときに見つかることがあるもの。
そんなふうに苦労して入手したゲームが教室にはたくさんあります。
この飴ちゃん工場もずっとずっと欲しくて探し続けていたら
ある日ヤフーオークションで発見して競り勝って手に入った、というわけです。
今では、ねずみの好きなゲームNo.1ですよ(*´ω`*)
なかなかこの面白さを理解してもらえないので、さりげなく書いていますが
教室に300個近くあるボードゲームの中で文字通り1番好きなゲームです。
ただし2人で遊ぶ場合限定ですが。
3人以上だとちょっとボードを置く向きに悩むので。
裏から見るとただの板ですからね。
デザインと設計が素晴らしすぎる
まずデザインの可愛さで、このゲームの右に出るものはないでしょう。
美味しい飴を作るべくねずみたちが懸命に働いています。
飴を運ぶベルトコンベアは、手動でくるくる回せるようになっています。
ご覧ください。ボードの可愛さに加えてカラフルな木のコマと4色のカン。
やっぱりこれ好きですわー
そしてこのデザインに負けず劣らず、ゲーム自体にも不思議な魅力があります。
サイコロの数だけ飴を落として自分のカンに集めるというシンプルなゲームなのですが
このゲームの最大の面白さは、物理現象の不思議さを目にすることにあります。
狙って連鎖させる面白さと偶然の面白さ
簡単に言えばピタゴラスイッチです。
あれを見るのが好きな人なら、この楽しさが分かるかもしれません。
例えばこの一番上にある赤い飴を右に落とすと
緑の飴と黄色の飴の上を跳ねてコロンコロンとカンまで転がり落ちることがあります。
そうなるように狙って微調整したり、あるいは偶然にそんな落ち方をしたりして
「おおっ」とゲーム中何度もワクワクするのです。
よく見ると、この飴の形は全部楕円形なんです。
そのため不規則な動きが生まれて、飴同士の連鎖に様々な可能性を与えています。
飴集め
さて飴を集めるのが目的のこのゲームですが、飴の色が点数に関わってきます。
自分の担当するカンが赤だとしたら赤い飴は2点、それ以外は1点。
いずれにしても加点なのでどんどん集めましょう。
ただし紫はクラッカーなのでマイナス1点です。
不可抗力だから仕方ないね
クラッカーは、サイコロでクラッカーの目が出たとき以外は落とすことが出来ません。
しかし偶然落ちてしまった場合はこの限りではありません。
前もって下のコンベアをちょっと右に動かしてから緑の飴を落としたとして
その衝撃でクラッカーが相手のカンに落ちても、それは不可抗力なので仕方ないですね。
そんなときはクラッカーが入ってしまったプレイヤーに謝罪しましょう。
「あっごめん、わざとじゃないんだ」(ノ∀`)アチャー
飴ちゃん工場の動画!
主なパターンの連鎖落ちを動画にしてみました。
このゲームでこんな動画を作った人は、まず他にいないでしょう。
飴ちゃん工場愛ゆえです。
そして入手困難な飴ちゃん工場の代わりに、一押しの飴ちゃんを下に貼っておきます。
ノンシュガーマヌカ蜂蜜のど飴です。
喉が少しでも「あっヤバイ、これ痛くなるパターンだ」と感じたら
すぐにこれをなめるようにしています。美味しくて効果抜群ですよー
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