多人数で出来る運動遊びの紹介 第4回
長縄時計
長縄を使う運動なら普通に8の字跳びをしたり
切れないように縄を束ねて綱引きでもすれば十分に楽しいのですが
こんな遊び方もある!というのを今回は紹介したいと思います。
「8の字跳び」というのはこれですね。いちおう。
列に並んで1人ずつ順番に
回っている縄を跳んでは数字の8のようなルートを通るやつです。
ねずみ「じゃあ今から時計をやります。説明するよー。静かにしなさーい」
生徒A「時計ってなにー?」
生徒B「先生、おにごっこしよー」
ねずみ「君は毎回いろんなこと言うなあ」
生徒R「せんせ、のどかわいたー」
ねずみ「あっそうか休憩してなかった。ごめん。一回お茶タイムーー」
必要なものとルール
必要なものは長縄1本のみです。あとは広い場所の確保ですね。
ねずみ「先生が時計の真ん中ね。みんなは時計の文字だから周りに立ってください」
生徒F「ちょっと何いってるか分からない」
生徒が12人以上いる場合、2チームに分けて半分は座って待たせます。
縄を回す距離を取る
縄をぐるぐる回す勢いをつけるため
縄の届かない位置まで下がり、なるべく大きな円の形になるように指示します。
ねずみ「バック!もっとバック!離れて!時計の文字だって言ったじゃん」
生徒N「これくらい?」
ねずみ「もっともっと。最初は縄を3周回すまで縄が届かない場所にいて」
ねずみ「オッケ。では回すよー。まだ近付かないでね」
見た通り、これが「時計」です。勢いをつけながら縄をグルングルン回します。
この縄が時計の針のイメージですね。
時計の形になる
3周したところで少しだけ近付いて、その場ジャンプで縄を避け続けます。
この遊びが今回紹介する長縄時計です。
生徒「いーち、にーい」
ねずみ「さん!いけそうな人は入ってーー」
ねずみ「いや、ストップストップ!近づきすぎっ。そういうゲームじゃないから」
跳ぶ場所は文字盤の位置で
最初はどうしても近付きたくなってしまうものなので
どこで跳ぶといいか丁寧に説明しましょう。
(それでもどうせ近付いてくるのですが、それはそれで面白かったり)
ねずみ「ええと・・・縄のはじっこで跳ぶ。疲れたら少し下がれば休めるし。オッケ?」
生徒F「おっけーグーグル」
全員「どっ!」
回転するリズムとタイミングに慣れてくると、かなり跳べてきます。
足に少しかすっても縄に勢いが残っていたら回し続けます。
生徒G「ぴょん」
ねずみ「いいじゃんいいじゃん。回ってきたよー」
巨大な時計にも挑戦!
何回か足に当たって止まったところで、次のグループと交代します。
また広い場所なら、思い切り縄を伸ばせば全員が入れますので
大きな時計に挑戦してみるのもいいでしょう。
長いほど回すのが大変なので、先端を重くして遠心力がつくようにする必要があります。
自分が実際にやるときは、縄といっしょに自分ごと回るので目が回りますが
上手い人なら縄を背中越しに持ち替えて回すことも出来ます。
先生も生徒もけっこうバテる遊びなので
半分ずつ休憩するくらいでちょうどいいのかもしれませんね。
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