チェスVSどうぶつしょうぎ ボードゲーム異種対決

ボードゲーム異種対決のルールを考える 第1回

「チェスVSどうぶつしょうぎ」

以前このブログで「桑名七盤勝負」についてとりあげました。

 

記事はこちら↓

nezumileader.hatenablog.com

 

今回の企画は、桑名七盤勝負で使われる7種のボードゲーム

【囲碁・将棋・オセロ・チェス・バックギャモン・連珠・どうぶつしょうぎ】

の中から無作為に2種を選び、対決方法を考えていくというものです。

まずはこんなものを用意しました。 

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くじ引きで対戦カードを決める!

これらを袋に入れてよく混ぜてから無作為に2つ取り出します。

誰も見ていませんがガチです。何が出ようと引き直しは一切しません。

組み合わせは7個から2個を選ぶので7C2

つまり(7×6)÷(2×1)=21通りあります。高校2年で習うはずですぞ(・∀・)

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記念すべき第1回はこの対戦に決まりました。

おお、なんか噛み合わせが良さそうで安心した(*´▽`*)

最初はこれくらいでないと。

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選手紹介

まずはチェス。

駒の動きの説明を全部書いていたら、それだけで1記事になってしまうので省略します。

Google先生に聞いてください。

 

最前列にたくさんいるポーン(兵士)の動きだけ書いておきます。

こいつは基本的には前に1歩ずつ進むのですが

最初だけは2歩動くこともできて、駒を取るときだけはナナメに動く変なやつです。

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続いて、どうぶつしょうぎ。

動ける方向は赤い点で書かれています。分かりやすいですねえ。

どの駒も1マスずつ動きます。

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この2つのゲームの共通点は、

キング(ライオン)を取ったら勝ちなこと。

 

大きく異なる点は、

どうぶつしょうぎは相手から取った駒を使えることです。

あとは対戦場をどちらにするか・・・

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どうぶつしょうぎのホームゲーム

まずはどうぶつしょうぎ盤で。動きの特徴が近いものを合わせてみました。

ライオンとキングは全く同じ動きだからオッケー

ヒヨコとポーンも能力的には近いからいいとして・・・

さすがにルーク(塔)とビショップ(僧正)が強すぎるか。

ルークとビショップは将棋で言うと飛車と角の動きです。

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そして、どうぶつしょうぎだけが相手から取った駒を使えるとすると

どうぶつしょうぎが強すぎる。

そうしないならチェスが強すぎるので・・・

 

左右をナイト(騎士)に代えてみました。

ナイトは将棋で言うと桂馬の動きですが、全方位に動ける桂馬です。

これなら少しいい勝負になりそうな・・・

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と思ったら、1手詰めを見つけてしまいました。

チェス先手なら、これで勝ちです。

ライオンはこのままならナイトに取られるし、斜めに逃げてもポーンに取られます。

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チェスのホームゲーム

今度はチェス盤で。こちらのほうが細かい調整が効きそうですし。

 

って、どうぶつコマがでかすぎて、はみ出してるやん!

これはだめだー\(^o^)/

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こうなれば出しますか。こいつを。

うちの秘密兵器がまさかこんな形で出番があるとは。

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これは、わんにゃんチェスです。高かったですよー

こいつの自慢は後日あらためて。

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おおお・・ぴったりだ。

これがシンクロニシティというやつなのか。少し感動してしまった。

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戦力差を埋めるため、どうぶつしょうぎ側は2組でチームにしました。

さらに、両方のライオンが取られるまで負けにならないことにしてみます。

と言ってもまだチェスの戦力の方が圧倒的に上です。

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調整、調整、さらに調整

そこでチェス側はクイーン(女王)を除く全ての駒を

各1つずつ使うことにしてみました。

クイーンは将棋で言えば飛車と角を合わせた動きです。強すぎるので外しました。

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機動力のチェスに対して、団結して動くどうぶつしょうぎ

なんか力を合わせる感じがかわいい。

そして意外にも、どうぶつしょうぎ側の方が強い。

タダ取りにだけならないように固まっていれば、チェスの駒が先になくなるので。

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これならクイーン入れても良さそう。

何度もやりながら調整の繰り返し。ねずみはこの企画ガチで考えていますからね。

自陣3列目以内で自由配置というルールを入れるのも面白いか。

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展開はやはり「機動力VS団結力になっていく。

この調整で、かなり互角の戦いになってきました。

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すごいことを気が付いてしまった

実は1度片づけて写真編集しているときに閃いてしまいました。

小さいほうのチェス盤で、どうぶつしょうぎの駒を4マスにまたがって置くのです。

これだ!これでこそ異種対決!ねずみは天才かもしれない(●´ω`●)

さっきまで長々と書いておいて申し訳ないですが、こっちを採用します。

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どうぶつのでかさに、たじろぐ騎士たち

 

 

そして駒の動きは、このサイズなら当然・・・

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こう。ガブっと丸飲みだー

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半分移動

さらに、このように半分だけずらす動きも出来ることにします。

このルールは意外なほど機能します。

ちょっとしたパズルのような動きになります。

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今回の完成ルール

駒の数を同数にして、今回の最終形はこうなりました。

取った駒を使うのはお互いなし(チェス駒は、けものフレンズじゃないし・・・)

ライオンはチェスのキングと向かい合ってるほうが真のボス(こちらが倒されたら負け)

またひよこは敵陣一番端まで行ったら、にわとりに成ります。

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これでかなり均衡した勝負ができるはずです。

 

次回はチェスとどうぶつしょうぎ以外から同様に2種を選んでルールを考えてみます。

絶対こんな上手く噛み合わないやろなあ・・・

 

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