厳選カードゲーム紹介 第4回
Pig10(ぴっぐテン)
2011年日本ボードゲーム大賞ゆうもあ賞受賞作品『ぴっぐテン』です。
もし「なつのたからもの」がなければ、間違いなくこの作品を第1回に紹介していました。
なつのたからものはこちら↓
ぴっぐテンの素晴らしさは、小気味よいテンポでサクッと遊べる手軽さにありますが
それが最上級に心地いいのです。
例えるなら高速餅つきでしょうか。よっ、はい。よっ、はい(/・ω・)/
そして手軽というのはまさしく手軽で、実際に10分で遊べます。ぴっぐテンだけに。
その心地よさと手軽さゆえ、ねずみは100回以上は遊んでおります。
遊びすぎて、すでに箱がボロボロです。
カードは0~10までの11種類あります。
グリム童話の世界でしょうが全部ブタですね。すごくかわいいイラストです。
休む暇なしぴっぐテン
最初に手札を3枚配ります。ゲーム中手札は常に3枚あるようにします。
1枚出したら山から1枚引く。山札がなくなるまでゲームは続きます。
手番は1~2秒でどんどん回るので休んでる暇はないですよ。
合計を10にしたい!
手番には手札から1枚場に出します。
ここでは相手が7を出してきたとしましょう。
そこでこちらは合計値を10にするべく3を出しました。
このとき嬉しそうに「ぴっぐテン!」と言いながら、カードをまとめて取りましょう。
カードの合計が10になると場のカードを全部もらえるのです。
足し算方式
出したカードはどんどん足し算されていきます。(合計値を必ず声に出します)
下の例だと
「2」
「5」
「6」
「ぴっぐテン!」という感じですね。
写真では広げて見やすくしていますが、実際にプレーするときは上に重ねていきます。
この手札では、どれを出しても10を超えてしまいますね。
その場合はてきとうに1枚出して「オーバー」とでも言ってください。
オーバーした場合、場のカードは次のプレーヤーに取られます。
特殊な出し方と特殊なカード
このように場の一番上のカードと同じ数字を出す場合
合計値ではなくそのままの数字に出来ます。
この写真の例なら「8」と言いながら出すことが出来るわけです。
0のカードはそこまでの合計値に関わらず
「0」と言いながら出して数字を0にリセットします。
また5のカードは、表記されている通り5を足すことも引くことも出来ます。
ぴっぐテンあるある現象
このゲームの楽しさは、ゲーム終了までアップテンポで進む心地よさにありますが、
特に2人でやると同じリズムの中で流れが極端に傾く時が度々あって
それが面白すぎてお互い自然と笑ってしまうのです。
ねずみ「7」
ミケ「ピッグテン」
ねずみ「6」
ミケ「ぴっぐテン」
ねずみ「1」
ミケ「ぴっぐテン」
ねずみ「8」
ミケ「ぴっぐテン」
ねずみ「3」
ネコ「ぴっぐテンw」
ねずみ「7」
ネコ「ぴっぐテンwwぷっwww」
ねずみ「ぬはあああぁぁ」
なぜかどれを出しても妙にシンクロして10にされてしまう流れがあるのです。
開始前に十分にシャッフルしていてもそうなる不思議。
そして慣れるほど遊ぶテンポが速くなるので、やればやるほど面白くなるのがすごい。
たった今も臨時で助っ人に行った仕事先にぴっぐテンを持っていきましたが、帰り際に
「ねずみリーダーの持ってきたゲームがめちゃ面白い」
とウワサになっていたのを聞きのがしませんでした。
そう。びっぐテンはめちゃ面白いんよ(*^▽^*)
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