多人数で出来る運動遊びの紹介 第3回
巨大ボール中当て
運動遊びの定番「中当て」です。
爆弾ボールなんて言い方で、学校で遊ばれることも多いでしょう。
ここで紹介する中当てに使うボールは巨大なもの
具体的にはバランスボールを使って行います。これですね、こんなやつです。
これだけで中当ての雰囲気や面白さが別物になるのです。
ねずみ「今日は中当てをします。ルール説明するから静かにー」
生徒A「はーい」
生徒B「先生ーサッカーやりたい」
ねずみ「えっ、いつもドッジボールって言うのに。ワールドカップ観たから?」
生徒C「先生、E君が登ってるー」
必要なものとルール
【必要なもの】
バランスボール(大きいほどよい)
マット2枚またはラインカー(広い枠が作れればOK)
先生2人
そして可能な限り広く場所をとってください。
ねずみ「ボールが来たらよける。キャッチしたり蹴ったりは禁止」
「あと絶対ジャンプしてよけようとしない。ボールに乗っかったら危ないからね」
←重要な指示です
マットは両端に置いて、それぞれのマットに先生が立ちます。
ドッジボールでいうと両外野のイメージですね。
ねずみ「よし、広がってーーーー」
生徒「わぁーーーーーーーーーーーーー!」
ネコ先生大地に立つ
巨大ボールの迫力
ねずみ「ボールよけるときにーー周りの友達とぶつからないように気を付けるんだよーー」
↑こういうのを「言葉の補助」といいます。
ネコ「よっしゃいくニャー」
ネコ「おらっ」
生徒「うおわああああぁぁ」
モーゼの海のように割れてよけていく生徒たち。
ボールは必ず転がすか、水平に近い角度で投げてください。
高いボールが頭の上から当たると危険なので。
リズムよく安全に
先生は左右に動きながら、危険のない強さで交互に投げていきます。
ねずみ「とうっ」
生徒D「あてっ」
最初は練習なので、誰かがボールに当たっても続けます。
退場ルール
慣れてくるとお調子者たちが
わざと当たりたくてボールに近付くようになってくることも。
広がるように指示を出してもいいのですが・・・
ねずみ「よし、ここから本番ーーー当たった人はーーはじっこに座っててーー」
このルール指示で再び広がってくれます。
最後の1人までゲームをやってしまうと待っている子が退屈しだすので
ほどほどのところで終わって、当たらなかった人にみんなで拍手をしましょう。
盛り上がる遊びなので、先生もつい力が入ってしまいますが、
生徒のようすを見ながら、危険のないように投げるテンポや強さを加減してください。
そして、十分にインターバルを取って無理のないようにしましょう。
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