陣地とり 多人数運動遊び

多人数で出来る運動遊びの紹介 第2回

陣地とり

さあ運動遊び2回目。今回の運動遊びの紹介は『陣地とり』です。

前回紹介した「はさみっこ(仮)」と同様、ネーミングはてきとうですが

(仮)をつけ続けるのも無意味なのでこのままのタイトルにします。

nezumileader.hatenablog.com

 

体操教室があるたびに、ラスト10分くらいにこういった運動遊びをするのですが

「自分が生徒だったらこういうのをやりたいなあ」

という気持ちで毎回ネタを考えていました。あとはひらめきと思い付きです。

 

ねずみ「はい静かにー。では今日は陣地とりをします。ルール説明するよー」

生徒A「はーい」

生徒B「先生ードッジボールしよー」

生徒C「先生おトイレいきたいー」

ねずみ「えっ、行ってきて」

f:id:nezumileader:20180711142332j:plain

 

必要なものとルール

【必要なもの】

マット2枚(ラインで引いても可)

ボールたくさん

隠れる場所たくさん(跳び箱・折りたたみマット・段ボール等)

先生できれば2人

 

フィールドの両脇にマットを置きます。

そのあいだに、このように「隠れる場所」をたくさん作ります。

f:id:nezumileader:20180711142359j:plain

 

 

そして片側のマットに生徒を集め、反対側のマットにボールと先生を配置します。

 

ねずみ「向こうのマットがゴールね。ただし近付くとネコ先生がボールを投げてくるから、当たらないように隠れながら進むんだ」

生徒E「当たったらどうなるの?」

ねずみ「スタートからやり直しだぜー。ふはははー」

f:id:nezumileader:20180711142434j:plain

「あと隠れるとこ倒したり動かすのはなしだからね。上に乗るのもなし。危ないから」

←重要な指示です。必ず伝えてください。

特に動いてテンションが上がると約束を忘れがちなので十分に。

 

隠れて進め!

こういう見ただけで面白さが分かる遊びは

準備して説明しているあたりから生徒のテンションが上がりまくりです。

もし自分が子供なら絶対はしゃぎますよ\(^o^)/うっはー

 

ねずみ「よしスタート!行てらーー」

生徒「わぁーーーーーーーーーーー!」

ねずみ「ボールに当たったらーーーーちゃんと正直に戻るんだよーーー」

f:id:nezumileader:20180711142459j:plain

 

 

意外にも律儀に隠れる生徒たち。

やはりこういうのが単純に楽しいのかも。

f:id:nezumileader:20180711142527j:plain

 

いつ行くか?今でしょ!

隠れつつ近付く。さあどこで飛び出すか?

話を聞いてない生徒は、そもそも対岸のマットがゴールなのを理解してないことも。

 

ネコ「へいへいカモンカモン」

ねずみ「みんな、行けると思ったら勝負してねー」

f:id:nezumileader:20180711142552j:plain

 

 

生徒D「いったれーーー!」

ネコ「おっ」

f:id:nezumileader:20180711142620j:plain

 

 

ネコ「甘いわ!」

生徒D「んげっ」

生徒R「いまだーー」

f:id:nezumileader:20180711142647j:plain

 

 

正直にスタートに戻る生徒D

ねずみ「うんうん」

f:id:nezumileader:20180711142716j:plain

 

先生はボールを投げるときに、生徒同士がぶつからないように冷静に判断してください。

どんな運動も先生が常にクールなことがケガの防止につながります。

 

生徒に守りをやらせてみる

先生が2人いれば守りを2人にしてもいいですし

1人の先生がボールを集める役割にするのもいいと思います。

また生徒がルールを理解した時点で、数人ずつ生徒に守りをやらせるのもいいですね。

攻守どちらも楽しいのが、このゲームの良いところなので。

f:id:nezumileader:20180711142751j:plain

 

前回も書きましたが、夏の間は空調のきいた室内限定で行いましょう。

水分補給はしっかりと。熱中症にはくれぐれも注意してください。

ゲームに熱中するのは大歓迎ですがね(^O^)

 

多人数での運動遊びのアイデア カテゴリーの記事一覧 - 遊びの教室とまとくんブログ