厳選カードゲーム紹介 第2回
CREATURES(クリーチャーズ)
変な生き物好きにはたまらないカードゲーム『クリーチャーズ』の紹介です。
ゲームとしては非常にシンプルで、しかもネタゲーそのものなのですが
シンプルゆえの遊びやすさと絶妙なバカっぽさが
紹介せずにはいられない突き抜けた魅力になっています。
このカテゴリーでゲームを紹介するときは
「~~大賞受賞」のように書いて、凄さを強調したいのですが
このゲームが何の受賞歴もなさそうなのが不思議。
こんなに笑えるバカゲー(誉め言葉)は、そうそうないのになあ。
ご覧ください。このなんともバカっぽい珍妙なパッケージを。
クリーチャーズのあそびかた
最初に手札を7枚配ります。
青いカードは頭、黄色いカードは胴体、赤いカードは尻尾です。
正式ルールでは山札は全て1つにまとめますが
頭・胴体・尻尾の3つに山を分けて
7枚になるまで好きな山から引けるルールにするのもいいと思います。
繋げるとクリーチャーになる!
そしてそれぞれの部位を合体させるとクリーチャーが誕生するのです。
高らかにクリーチャーの名前を言いながら、他のプレイヤーに勝負を挑みましょう。
こいつの名前はカードに書いてある通り「HAM-POTA-ER(ハムーポッター)」です。
なんか魔法学校に行ってそうですね。たぶん語尾は「はむー」です(*´▽`*)
攻撃力は左上の数字を合計した18です。
こんなふうに名前と攻撃力が、部位を合わせることで決まります。
相手プレーヤーが出してきたのは「CROC-TOP-HEAD(クロクトップヘッド)」
こいつの攻撃力は21でした。
守備側の数字が上回り、はむーの攻撃は失敗です。
勝った側は、負けた側の出したカードから好きな部位を1枚取ることが出来ます。
ゲーム内ではこれを「捕食」と呼んでいます。
相手は頭部のHAMの部分を取ることにしました。
全勝して殿堂入りを目指す
次は相手のターンです。さっき手に入れた頭をさっそく使って攻撃してきました。
「行け!ハムトップヘッド!」
このように攻撃側・守備側が交互に替わりながら勝負を繰り返します。
攻撃側のときに他の全プレーヤーに勝利したら、そのクリーチャーは殿堂入りです。
殿堂入りしたクリーチャーはテーブル脇に展示しておきましょう。
遊ぶ人数にもよりますが、3体殿堂入りで勝ちにするといいと思います。
ちょっと面白いのは、数字の下に「POISON]と書いてあるカードです。
これが3枚そろうと毒性を持って、相手の強さに関わらず引き分けに出来ます。
相手が自信満々で出してきた最強のクリーチャーを
こいつで相打ちにしてやるのです。
プレー記(クリーチャー紹介)
花札大好き花札ガールさんと、サッカー大好きHANABI氏の
ボードゲーマー3人対戦プレー記です。
というより、こんなクリーチャーが出てきたという誕生記です。
まずはHANABI氏の出した「VUL-CER-STER(バルサ・スター)」
なんかスペインにいてサッカーが上手そうなクリーチャーですね。
さすがサッカー好き。攻撃力も強い!
対して花札さんの「DRO-MA-DILLO(ドロマジロ)」
このままゆるキャラに出来そうな、ゆるい感じのクリーチャーですね。
勝ち目がないときは、あえてこんなふうに一番弱い数字を出して
手札を整理するのが、このゲームの基本です。
負けたクリーチャーのカードは全て捨てられて、7枚になるまで手札を補充できるからです。
花札ガールさんの「MA-GA-ON(マガオン)」を
「OC-TOP-ER(オクトッパー)」で返り討ちにするねずみ。
一瞬真顔になるマガオン。
ここはPOISONのある尻尾を捕食しておこう。後でそろうかもしれない。
POISONはさりげなく集めてると、意外と3枚そろうことが多いです。
そして2人に勝って殿堂入りに成功した「HAM-TA-AH(ハムター)」
早くハムターハムターの新刊でないかな・・・
数字は10が最大なので、このくらい高い数字ならほぼ勝てますが
出しすぎると後が弱くなるので考えるところです。
その他、勝敗と関係なく面白かったクリーチャー
「FLA-ING-DA(フライングだ!)」
こいつは絶対スタート合図を待てないやつだな。
「ANT-TA-HA(アンタは)」
まったく・・まったくアンタは。
本来のゲームと関係なく大喜利合戦みたいに
クリーチャーの面白さを競うのも楽しいゲームです。
クリーチャーズ、今は入手が難しくなっていますが
「ソクラテスラ」というゲームが、似た面白さのゲームです。
いずれそっちも紹介したいと思います。
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