はさみっこ(仮) 多人数運動遊び

多人数で出来る運動遊びの紹介 第1回 

はさみっこ(仮)

学校やスポーツクラブ等、大人数での運動遊びのアイデアを紹介していきます。

学校の先生やインストラクター職の人は、知っておくと役に立つかもしれませんよ。

ねずみは、この道のプロです。

 

第1回の紹介は「はさみっこ(仮)」

なぜ(仮)かというと、正式名称があるのかどうか分からないので(^O^)

 

ねずみ「ではー今からはさみっこをします。ルール説明するよー」

生徒A「はーい」

生徒B「先生、ドッジボールがいいー」

生徒C「のどかわいたー」

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必要なものとルール

【必要な物】

大きなマット2枚(ラインで引いても可)

ボール1個

先生2人

先生が1人のときは一番まじめに動いてくれそうな生徒に手伝わせましょう。

 

フィールドの両脇にマットを置きます。距離は十分に取る方がケガの防止になります。

そして片側のマットに全員を集めます。

ねずみ「先生は向こうにいるネコ先生とキャッチボールしてるから、隙があったら、みんなは向こうの島に渡ってください。

渡れたら1点ね。そして戻ってきたら2点、もう一回向こうに行ったら3点」

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ねずみ「ただしボールに当たったら0点に戻ります!」

生徒B「先生、キャッチは?ボールとるのありー?」 

ねずみ「なしだ。よけれ!」

ねずみ「あと、急に止まったり戻ったりすると他の人にぶつかるから、慌てすぎず周りに十分気を付けて」←最重要な指示です。しつこく伝えましょう。

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マットを安全に往復せよ!

先生2人がキャッチボールを始めたらスタートです。

もし誰も出てこなかったら、いつでも出てきていいことを再度伝えましょう。

 

ねずみ「ではいくよ。ネコ先生パスー」

生徒「わぁーーーーーーーーー!」

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一斉に飛び出す生徒たち。しかし・・・

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ネコ「甘いわ」

生徒D「んげっ!」

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先生はボールでタッチするのも投げるのもありですが

生徒が進行方向と逆に逃げるような追い方をしないように気を付けてください。

急な反転は一番衝突しやすいので。

 

状況判断することを覚えよう

全員がひたすら走るだけになっている場合は、1度アドバイスを挟むのもいいでしょう。

このゲームでは的確な状況判断ができるようになると面白さが増すからです。

 

先生がこっちを見ていたら慌てずマットで待機して・・・

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投げたら走る!いけーーー 

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このように隙を見て渡れば安全に点数が稼げるわけです。

 

先生としては、野球でランナーをけん制するように睨んだり

わざとボールをこぼしたりして緩急をつけると、場の盛り上がりをつくれます。

 

ルールの変化

時間が来たら終了して何往復できたかを聞くのが基本ですが

特定の点数を取れたらクリアとして、待ち場所を決めておくのもいいと思います。

また2回目をするなら、ボールに当たったら即退場とするルールが面白いです。

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こんなふうに少しずつアイデアを紹介していく予定ですが

夏の間は空調のきいた施設内限定ですね。

水分を用意して無理せずに、熱中症には十分気を付けてください。

 

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