厳選ボードゲーム紹介 第1回
CONCEPT(コンセプト)
遊びの教室とまとくんの管理人、ねずみが全力で厳選する
本当に面白いボードゲームだけを紹介していく「厳選ボードゲーム紹介」のコーナーです。
記念すべき第一回はこれ。コミュニケーションゲームの傑作『コンセプト』です。
2014年フランスゲーム大賞受賞作品です。
フランスで評価されるだけあって、芸術的なゲームですよ~(*´ω`*)
最初の紹介にこれを選んだのは、教室で最もリピート率が高いゲームだからです。
年齢や男女を問わず面白く、2人でも多人数でも遊べて
プレー時間も調整しやすく何度やっても飽きない(たぶん一生飽きない)
リピート率の高さにはこうした理由があります。文句なしに最高のゲームです。
アイコンの組み合わせでお題を表現する
ではゲーム内容を紹介していきます。
ゲームボードにはこのように、たくさんのアイコンが描かれています。
このアイコンを組み合わせながら使って、指定のお題を表現していきます。
それを他のプレイヤーに当ててもらうというゲームです。
ひとことで言うと伝達ゲームですね。
しかしまあこれが本当に面白い。
ねずみだけじゃなく、今まで遊んだ多くの人も同じ感想でした。
これがお題カードです。難易度は3段階あって、下に行くほど難易度が上がります。
最初のうちは水色のお題で遊んで、慣れてきたら難易度を上げてみましょう。
情報を伝達する
では試しに何かを表現してみます。
ここからはゆっくりスクロールして、お題が何なのか考えながら見てください。
まず緑色の「?」コマを最初に置きます。これが主題です。
これは見ての通り「食事」のアイコンです。
つまりお題は何かの食べ物(飲み物)ということです。
続いて他のコマを使って、より詳細な情報を表現していきます。
「丸い」と「赤い」に置きました。
解答は早いもの勝ちなので、早い人ならここでもう答えます。
そうです。
正解は「リンゴ」です。
関連情報を結びつける
ではもう1問いってみます。
主題コマは「作品のタイトル」のアイコンに置かれています。
そしてその下のアイコンは「漫画かアニメ」です。
さらに違う色のコマを使って別の情報を伝えます。
このように関連情報を色分けしていきます。
この場合、主人公は「男」で「架空のキャラクター」で「戦う」と読みます。
さらに別の情報を違う色で表現します。
これは「黄色い」「丸いもの」が7個あるという表現です。
さてここまでの表現で分かったでしょうか。
正解は・・・
「ドラゴンボール」です。
この表現する側と当てる側の、伝わらないもどかしさや
伝わったときの喜びがこのゲームの醍醐味です。
伝える側が分かってないと・・・
ところで、以前プレーしたときにこんなことがありました。
このカードを引いて、ねずみは「忍たま乱太郎」を選んで表現しようとしたのです。
しかしそのとき自分の頭の中に思い浮かんだ映像は、なぜかおじゃる丸でした。
なんでしょうかねえ(^-^;
そんな勘違いをしたまま、お題は「忍たま乱太郎」なのに
一生懸命「おじゃる丸」を表現しようとしました。
頭がおかっぱで、好きな食べ物がプリンで・・
うーんどうやって表現するか・・
そしてしばらくしてねずみは気が付いて叫びました。
「うわっ!こいつ違う!(´゚д゚`)」
まあ・・・そのようなことも含めて頭の体操にもこのゲームは素晴らしいと思います。
出題してみる!
最後に皆さんに1問出題してみます。
正解はいずれコメント欄に書きますので、分かった人はコメントしてください。
アイコンの解説は少し書きますが、アイコンの絵だけでも伝わるのではないかと思います。
ともかく最初の「?」コマが主題です。そして同じ色の情報は繋がっています。
まずはここに置きますよ~
そいつの色は黒と白ですね。
これだけで、もういくつか候補が浮かんでくるのでは。
寒そうな感じが伝わってくるでしょう。
さあ分かりましたでしょうか。
【6月20日追加ヒント】
うーん。分からないかあ・・・分からないならしかたなす(´・ω・`)
地球ですね。下の方ですねえ。
【6月21日追加ヒント】
まだ分かんねえですか。これでどうかなあ。
黄色駒、黒駒それぞれで見てくださいね。右の黒は「短い」のアイコンです。
つまり足が・・・で、口が・・・です。
実際にこんな感じにヒントを増やしながら当ててもらうのです。
自分でお題を考えてみるのも楽しいですよ。
そのときの流行なんかをお題にも出来るので、無限に遊べるのです☆
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